2016.11.08

大切なお誕生日

ドイツでは誕生日を覚えていてくれるかどうかで友人か親友かが決定するほど、お誕生日はとてつもない重要な位置を占めています。日本では それほど誕生日を重視しませんが、もしも友人にお祝いの連絡を忘れたら、自分も連絡がもらえなかったから、次回わざと相手にもしない…みたいにへそを曲げる人もいるそうなので、とても厄介のようです…。

そしてお誕生日の当日は朝からお祝いの電話が鳴り止まりません。

Herzlichen Glückwunsch zum Geburtstag!
(ヘルツリッヒ グリュックヴンシュ ツム ゲブルツターク!)
herzlich=warm-hearted 心より
Glückwunsch=congratulation お祝い
zum=for 〜へ
Geburtstag=Birthday お誕生日
Alles Gute zum Geburtstag!
(アレス グーテ ツム ゲブルツターク!)
Alles Gute =All the best

といって、カードを書いたり、電話をかけたり…。
誕生日の度に訪れてくれる友人がいるので、お誕生日の人にとって嬉しい日となりますが、ドイツでは基本的にお誕生日を迎えた人(Geburtstagkind)がゲストを招待するという決まりがあります。

まずはティータイムにケーキ。1人最低大きなケーキを2つは食べるので、ケーキノルマがきついです。私も一度義父のお誕生日にケーキを一つしか用意しなかったことがあり、従兄弟が1人1つではダメだと言って買いに行かされた苦い経験があります。通りでみなさん体格が大きい訳です。

お誕生日の主人公がホームパーティをすることもしばしばあり、社交の場ともなります。コールドビュッフェでは生ハム、サラミ、ソーセージ、チーズ、ポテトサラダ、ヌードルサラダなどがポピュラーですが、それに加えてドイツでは新鮮な豚の生肉Mett(メット)を食べる習慣があります。通常パンに載せて食しますが、ビュッフェではタマネギをあしらってハリネズミの形にすることもありとても可愛らしいです。(ちなみにハリネズミはドイツ人が愛着をもっている動物の一つです)
豚肉の生肉は大丈夫なのかと最初は少し抵抗がありましたが、普通にパン屋さんで「Ein Mettbrötchen bitte. (一つメットパンをください)」というとパンの上に生の豚肉とタマネギのみじん切りをのせてでてくるので、昔から食べられている日本で言うシャケのおにぎりのような感覚みたいなものでしょう。
ドイツ人は主食であるパンもこだわります。
下記の写真は大きなワニの形のパンでした。

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温かい料理は、ハンバーグや煮込み肉料理、魚料理に加えて、茹でポテト、Spätzle(シュペッツェレ)、Knödel(ジャガイモ団子)、バターライス、温野菜などが添えられます。

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しばし、ドイツでは細長いパラパラのご飯で作ったライスサラダ(冷製)や冷たくして食べるミルクライス(お米を牛乳、砂糖、シナモンで煮て冷たくしたデザート)があります。お米が主食の日本人にとっては冷たくしてマヨネーズで和えたり、フルーツをのせて食べるということはショッキングですが、おもちをデザートとしておはぎのように甘く食べることを考えればあり得るので、ドイツと日本の食文化の違いも面白いものです。

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